血液は赤いのに、なんで血管は青いの?
自分の体を見てみると、
血管って青く見えますよね。
血液は赤いのに、
なんで青く見えるのでしょうか?
これにはしっかりとした理由があります。
難しい話は省略して簡単にご紹介すると、
・血液の成分の一つであるヘモグロビンは、
肺で酸素を吸収して各組織へ送る役目を持っている。
・酸素を多く含んだヘモグロビンは、
より赤くなる
・酸素を送り終わったら、暗い赤紫色になる
・我々が体の外から見る血管は、静脈
(=ヘモグロビンが酸素を送り終えて赤紫になっている)
そういうわけで、
暗い赤紫色になった状態のものを
皮膚などを通してみることで、
青く見えてるんですね。
「じゃあ、動脈を見たら赤く見えるの?」
という疑問もわきますけど……。
通常、
動脈は皮膚からだいぶ深い場所にあるため、
外からは見えないそうです。