ボクシングの計量が前日に行われる理由
ボクシングの計量って、
試合の前日に行われますよね。
昔は当日でしたが、
1992年から世界的に取り入れられ、
日本では1995年から採用されています。
その理由は、
「重大な事故を防ぐため」
です。
ボクシングの減量は、
すごく過酷ですよね。
体脂肪を落としまくるのはもちろん、
中には脱水症状で計量に臨む選手もいるとか。
それくらい、過酷な世界です。
そのため計量時の選手の体は、
かなり追い込まれた状態になっています。
そんな状態で試合をすると、
危険です。
「一日でそんなに違うものなの?」
という疑問も浮かびますが、
実際たった一日でも体の状態はまったく違うそうです。
何しろ極限状態だったりするわけですから、
「水を飲んだ分だけ体重が増える」
なんていう状況で、
一日で5kgも体重が増えるケースだってあるそうです。
タグ:スポーツ