押しボタン式信号の待ち時間がまちまちな理由
押しボタン式の信号って、
すぐ青になる時とならない時がありますよね。
ちょっと前まで青だったなら
「しょうがない」
で済みますけど、
ずっと赤だったはずなのになかなか変わらないと、
軽くストレスですよね。
あれって、
「系統制御」
というシステムのせいだそうです。
交通量の多いところでは、
車がスムーズに流れるように、
隣接した信号機同士が連動しています。
その連動システムが、
「系統制御」と呼ばれるものです。
このシステムのため、
ある場所の信号が赤になると、
その近くの信号は
しばらく青にならないようになっています。
要するに、
「いちいち押しボタンで車側を赤にしてたら、
車がスムーズに進まなくなる」
「そのため、周囲と連動して制御し、
車の流れを邪魔しないようにする」
ということですね。
そういうわけで、
押しボタン式信号がなかなか変わらない時は
「近くの信号で誰かが渡ったばかりなんだな」
とでも思って待つのが、
ストレスを溜めない得策かもしれませんね。